「文車妖妃(ふぐるまようび)」 

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A5版・44ページ・300円(送料は無料です。)データは315円。

    

つやつやみおの妖怪いっぱいオリジナル「みおの実シリーズ19」。

文車妖妃(ふぐるまようび)とは、手紙やお経を保管する文車の付喪神…手紙の妖です。

※付喪神とは、100年経った器物が妖怪化したものです。

手紙の妖と言っても、怨念がこもりやすい「恋文」が好物の妖です。  いちいち墨をすって一文字一文字熟慮した手紙が当たり前の頃の文車妖妃は、情熱的でも奥ゆかしくて優しい女性の妖でした。

でも最近はそこまで想いを込めて手紙を書く人が激減したため、忘れられ、存在そのものが消えようとしています。 焦りを覚えた文車妖妃は「メール」に憑き代えます。

    

メールに憑いた文車妖妃は、ものすごく現代風な…合理的で明るくて少々自己中な女性に変容してしまいます。

                  

寝ているセイメイさんの布団に勝手に入っていた文車妖妃を見たむっちゃんは、ショックで思わず十三月館を飛び出してしまいます。

でも、そんなむっちゃんをセイメイさんは追いかけません。

 「永く生きた私と違って…むっちゃんはこれから人生を謳歌する人です。夢を追い 恋をして いろいろな事を経験し 吸収して…… それが むっちゃんの 進むべき道です。こんな山奥に縛っておくなんて事 …絶対にしてはいけない」 

このまま誤解して、むっちゃんが来なくなるほうが彼女のため…セイメイさんはそう思って自分を抑えてしまいます。

    

その頃むっちゃんは、進路のことについても悩んでいます。

小豆洗いも繭玉も「このままここ、十三月館にいたらいい」といいますが、むっちゃんの子供の頃からの夢は「薬剤師になること」。そのためには薬学へ行かなくてはなりません。薬学は遠い街にあり、しばらく離ればなれになってしまいます。 居心地の良いセイメイさんの側にこのまま居続けて…本当にそれでいいのか。  

いろいろ気分を切り替えるため、繭玉を誘ってケーキを食べに行った先でうさんくさい男の人にぶつかり、カメラのデータを壊してしまいます。
今日中に可愛い女の子の写真を撮らないとならないんだ! せっかく子供の頃からの夢だったカメラマンになれたというのに…君たち、責任とってよ!

…小さい頃からの夢。 進路に悩んでいるむっちゃんはその言葉にひっかかってしまいます。

 

 

         

もっともっとメールが欲しい文車妖妃は、セイメイさんを手伝っている木霊、繭玉に目をつけます。可愛いだけでなく、いろいろミステリアスな繭玉。彼女をネットアイドルに仕立て上げファンメールを沢山ゲットしようとします。
そのため、むっちゃんをうまく騙してアジトに連れ込み…繭玉に「脱げ」だなんて!?

むっちゃんの事が大好きな繭玉がとった、とても妖らしい行動とは…!?

 

ところで。

今回出てきたワルモノ4人組。 「めいどのみやげ」でもちょろちょろ 出ています。文車妖妃の手下だったんですね〜。
主犯格の脱色髪の男性はたぶんお坊ちゃんくずれ。  また時々出てくるかもしれません。  (実は気に入っている^^)

  

 

 

みおの実シリーズは読み切りですので、どの巻からでも読めます。 文車妖妃もこれだけで楽しめるよう、巻頭に人物紹介もついています。

微妙に伏線になってる巻は「みおの実L」です。

感想や、お気に入りキャラがいれば教えて下さると嬉しいです。

                               つやつやみお


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